最初はちょっとした湿疹ができたので皮膚科にいってステロイドの塗り薬をもらって初めて塗ってみるとあっという間に治ってしまいました。
しかししばらくするとまた同じような湿疹がでたので残っていた塗り薬をぬると翌日には消えていました。
このようなことが二三回続いて一本目がなくなったので皮膚科に行って治りが悪いと医師に告げると今度はもっと強いステロイドを処方されました。
このようなことを繰り返して一年もたたないうちにアトピー性皮膚炎という病名がつきます。
こちらでは血液検査でIgE値を調べますがアレルギー反応の程度を知る目安になります。
正常値は170までですがほとんどの患者さんは1000は軽く超えて30000という方もいますが薬を塗っただけの結果のせいか本人には全く危機感はないようです。
発熱状態でいえば1000を超えれば37度を超えており10000を超えれば40度を超えていると思えば本人にとってはとてもつらい状態だと思います。
ステロイドとは副腎皮質ホルモンのことで本来人間は自分で何種類もの副腎皮質ホルモンを作り出すことができます。
ところが合成された一種類の副腎皮質ホルモンを大量に与えることで自分で作る能力を失ってしまいます。
自分で副腎皮質ホルモンが作れないのですから外部からステロイドを与え続けないと今までなにもなかった箇所にも炎症がおこります。
ステロイドの塗り薬は合成された単一の副腎皮質ホルモンなので効かなくなるのは時間の問題です。
いつかはステロイドをやめてステロイドリバウンドを乗り越えなければいけません。
こちらは皮膚科の医師ではありませんが漢方薬でアトピー治療を行っています。
皮膚は内臓の鏡という言葉がありますが、内科の医師だから体の中からアトピーを治療しようという発想が生まれたのかもしれません。
地道な漢方薬の服用でIgE値が下げていく治療を行っています。
日本の四季のように寒い時は乾燥して症状も落ち着きますが暑い時は汗で悪化しますが去年よりは楽になっているような治療を行っています。
生活指導としては甘いもの、お菓子や清涼飲料水のように砂糖がたくさん入っているものは痒みを増します。
牛乳ははだの乾燥を増幅するので控えるように注意しています。
重症の方には酸化した油を使用したコンビに弁当などはひかえてもらっています。長い道のりですが気長に忍耐強く一緒に治していきましょう。 |