アトピーや花粉症などのアレルギーに関する事なら、福岡県太宰府市の天拝坂クリニックまでご相談下さい。

内科・アレルギー科・循環器科 
天拝坂クリニック
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アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎は乳幼児期に始まることが多く、よくなったり、悪くなったりをくり返しながら長期間続く皮膚炎で、症状は痒みのある湿疹が中心です。原因には体質的なものと環境的なものとが絡んでいると考えられていますが、まだ詳細はわかっていません。
乳幼児期に始まったアトピー性皮膚炎が成人期まで続くこともあり、中には成人になってから始まる人もいます。喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎など他のアレルギー疾患が同時に見られることが多く、伝染性膿痂疹(とびひ)などの感染症、白内障、網膜剥離などもみられます。
アトピー性皮膚炎は、近年、世界的にも、日本国内でも増加傾向にあります。症状や経過には個人差が大きいので、治療効果をみながら、注意深く、根気強く治療する必要があります。

アトピー性皮膚炎の治療方針

当院ではステロイドは一切使わない漢方薬の内服で体の中から治療します。
すべて保険診療になりますので、長期的に体質改善が可能です。

アトピー性皮膚炎はなぜおこるのでしょうか?

アトピー性皮膚炎は、「アトピー素因(アトピー体質)」という遺伝的に痒みを起こしやすい体質の人が、さまざまな「アレルゲン(抗原)」と「機械的刺激」に曝された時に起こる皮膚炎であると考えられていますが、その原因やメカニズムは、まだ充分にはわかっていません。悪化の原因として、ストレスなどの精神的要因もあげられています。

何故ステロイドは悪いのでしょうか?

ステロイドを長期間使用すれば、自分の体の中で作っていた副腎皮質ホルモンを出さなくなってしまうからです。
薬に頼って自分で治そうとする力がなくなるので自己免疫力が低下してしまいます。

ステロイド使用前よりも使用後のほうがよりアレルギー物質に対して過敏な体質を作ってしまいます。短期間の使用で再発することがなければ、心配する必要はありませんが常用するとなると話は違います。見た目だけの治療ではなく根本的体質改善を考えてください。

何故アトピー治療に漢方なのでしょうか?

漢方薬は、長い歴史の中で薬効が高く副作用の少ないものだけが現代まで生き残っています。体の免疫力を上げて、体の中の悪いものを排出する手助けをするという考え方は現代病といわれるアレルギー性の疾患にぴったりとあてはまるのではないでしょうか。塗り薬ではなく漢方の内服がこれほどまで効果が高いのはどの患者さんも驚いている事実です。

皮膚は内臓の鏡といわれています。漢方の内服で内臓を整えれば自然に皮膚の症状はとれていきます。内臓が悪いにも関わらず塗り薬で表面的になおしても再発するのは当然のことです。古いようで新しい漢方治療で現代病を克服しましょう。

アトピー性皮膚炎に対する漢方治療

アトピー性皮膚炎はここ30年ほど急増してきて、通常、乳幼児に発症する慢性再発性の湿疹と皮膚の乾燥を主症状とする疾患であり、乳児脂漏性湿疹も大半が乳児のアトピー性皮膚炎とみなされてます。
最近は年齢を問わず、成人のアトピー性皮膚炎の増加、重症化、種々の合併症が増えて難治化されていることが問題となっています。その病因は現在のところ明確には解明されていませんが、いずれにせよ、アトピー性皮膚炎は遺伝的・環境的・心身的因子など相互の複雑な発生機序をもつと考えられています。
今までの現代医療の臨床において、病因が明らかではない以上、原因療法は存在しないため、対症療法が中心に行われているのが現状です。しかしながら、ステロイド外用薬によるリバウンド(副作用)など新たな問題も生じており、その結果、より安全な治療法を求めて漢方療法などを選択する患者が急増しています。
漢方医学的な認識からいうと、アトピー性皮膚炎は「天・地・人」 三つの要素間のバランスを混乱した際に発症すると考えられます。すなわち体質的素因である内面と、生活習慣や環境的因子である外面の両面から考察します。そこで治療もそのアンバランスを調節・改善・調和するところに中心が置かれます。
【皮膚科でよく使われるアトピー性皮膚炎の漢方処方例】
●十味敗毒湯 ●消風散 ●温清飲 ●柴胡清肝湯     
●清上防風湯 ●黄連解毒湯 ●防風通聖散      
※漢方薬を服用する時は必ず専門医の診断の上、服用してください。

アトピー性皮膚炎の漢方治療の成果

ステロイド使用歴の短い子供さんは1〜2週間程度で面白い程に症状が無くなっています。
ステロイド使用歴の長い程時間がかかります。
当院では来院時の症状に合わせて薬の調整を行っています。

二月から六月までの五ヶ月間、保険のきく漢方薬のエキス剤の服用のみの治療でIgE免疫グロブリンの値が1334から926まで下がった患者さんがいます。
初診のときとは見違えて症状的にもアトピーには見えない様子になっています。
表情も明るく、会話も笑みがこぼれるようになりました。このまま平常値まで落ちていって もらいたいものです。
アトピーの初診の方には必ず血液検査でIgEを受けていただいていますが、ステロイドの長期使用の患者さんは最高で7000近くある方もいます。
抗アレルギー薬も単なるかゆみ止めであって体質を改善するものではありません。
毎日の苦い漢方薬の地道な服用で、本当に体質が改善されるのですから是非一日も早く漢方を試してみて下さい。

何故難治性のアトピー性皮膚炎になったのでしょうか

最初はちょっとした湿疹ができたので皮膚科にいってステロイドの塗り薬をもらって初めて塗ってみるとあっという間に治ってしまいました。
しかししばらくするとまた同じような湿疹がでたので残っていた塗り薬をぬると翌日には消えていました。
このようなことが二三回続いて一本目がなくなったので皮膚科に行って治りが悪いと医師に告げると今度はもっと強いステロイドを処方されました。
このようなことを繰り返して一年もたたないうちにアトピー性皮膚炎という病名がつきます。
こちらでは血液検査でIgE値を調べますがアレルギー反応の程度を知る目安になります。
正常値は170までですがほとんどの患者さんは1000は軽く超えて30000という方もいますが薬を塗っただけの結果のせいか本人には全く危機感はないようです。
発熱状態でいえば1000を超えれば37度を超えており10000を超えれば40度を超えていると思えば本人にとってはとてもつらい状態だと思います。
ステロイドとは副腎皮質ホルモンのことで本来人間は自分で何種類もの副腎皮質ホルモンを作り出すことができます。
ところが合成された一種類の副腎皮質ホルモンを大量に与えることで自分で作る能力を失ってしまいます。
自分で副腎皮質ホルモンが作れないのですから外部からステロイドを与え続けないと今までなにもなかった箇所にも炎症がおこります。
ステロイドの塗り薬は合成された単一の副腎皮質ホルモンなので効かなくなるのは時間の問題です。
いつかはステロイドをやめてステロイドリバウンドを乗り越えなければいけません。

こちらは皮膚科の医師ではありませんが漢方薬でアトピー治療を行っています。
皮膚は内臓の鏡という言葉がありますが、内科の医師だから体の中からアトピーを治療しようという発想が生まれたのかもしれません。
地道な漢方薬の服用でIgE値が下げていく治療を行っています。
日本の四季のように寒い時は乾燥して症状も落ち着きますが暑い時は汗で悪化しますが去年よりは楽になっているような治療を行っています。
生活指導としては甘いもの、お菓子や清涼飲料水のように砂糖がたくさん入っているものは痒みを増します。
牛乳ははだの乾燥を増幅するので控えるように注意しています。
重症の方には酸化した油を使用したコンビに弁当などはひかえてもらっています。長い道のりですが気長に忍耐強く一緒に治していきましょう。